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日本人高齢男性において、魚摂取量が多い者ほど血清テストステロン濃度が高かった

    • テストステロンは、筋肉量、生殖機能、認知機能の維持に重要な役割を果たすホルモンである。魚には、テストステロン合成を促す栄養素(オメガ3脂肪酸やビタミンD)を豊富に含む一方で、テストステロン合成を阻害する可能性のある汚染物質も含む。
    • 本研究では、日本人高齢男性において、魚の摂取量と血清テストステロン濃度との関連をしらべた。
    • 魚摂取量の多い群で血清テストステロン濃度が高かった。
    • 魚の種類でわけると、脂が少なめの魚の摂取量が血清テストステロン濃度の高さと関連した。
      しかし、脂肪の多い魚ではそのような関連はみられなかった。

    Curr Dev Nutr. 2024;8(4):102133に掲載)